デジタル振動制御装置DCS-98000MJシリーズ

この振動制御装置で、すべての振動をコントロールすることができます。お客様が求める振動、試験内容を実施させる制御装置で、複雑な試験を簡単に実施できるよう設計しています。最新のデジタル信号処理技術、振動規格とお客様のご意見を基に、機能を改良、追加されるシステムです。高速デジタル信号処理を行うDCUを搭載し、扱いやすいMicrosoft Windows10のOSを搭載した高い信頼性の産業用PC本体と、ランダム、サイン、ショックを基本とした制御ソフトウェエア、オプションソフトウェアがあります。

※ 振動制御装置のソフトウェアを海外へ輸出する際は、経済産業省の輸出許可が必要です。詳細はお問い合わせください。

仕様

概要	ランダム振動コントロールパッケージ
型式	ESP-121MJ(日本語) / ESP-121ME(英語)
制御方式	加速度実効値制御
制御振動数範囲	最大5000 Hz
振動数分解能	最大3200 line
制御ダイナミックレンジ	144 dB(理論値)
ループタイム	200 ms以下(@400line 2000Hz)
最大入力数	16 ch
ランダム設定プロフィール	ブレークポイント(Hz)、パワースペクトル密度(PSD)、傾き(Slope)
最大試験時間	9999時間59分59秒
データ入出力機能	テキスト形式出力(CSV)、マイクロソフトエクセル形式(xlsx)

概要	サイン振動コントロールパッケージ
型式	ESP-221MJ(日本語) / ESP-221ME(英語)
応答制御方式	最大加速度制御最小加速度制御平均値加速度制御
制御振動数範囲	0.1～10000 Hz
サイン振動設定パラメータ	振動数加速度速度変位
振動制御モード	振動数掃引(リニア掃引、ログ掃引) 振動数固定手動
振動時間・回数設定	振動時間（最大999時間59分59秒）振動回数（最大10¹⁰回）
最大制御数	2系統
最大入力数	16ch
モニタ機能	加速度加振レベル加振振動数出力電圧
グラフ機能	設定加速度入力応答出力応答
解析機能	伝達関数応答スペクトル

概要	任意波形長時間補正制御コントロールパッケージ
型式	ESP-421MJ(日本語) / ESP-421ME(英語)
制御方式	伝達関数補正制御
制御振動数範囲	最大1000 Hz
振動数分解能	最大1600 line
最大許容制御データ数	4096000（約4.5時間/約100Hzサンプル）
モニタ機能	目標波形制御応答波形出力波形
グラフ機能	周波数スペクトル伝達関数

概要	ショック加振コントロールパッケージ
型式	ESP-321MJ(日本語) / ESP-321ME(英語)
制御方式	定型衝撃波形加速度制御（ハーフサイン、のこぎり波、台形波）任意衝撃波形加速度制御出力レベル・スペクトル制御
パルス幅	0.5～150 ms
振動数分解能	最大25600 line
ショック設定パラメータ	衝撃波形パルス幅

オプションソフトウェアパッケージ	型式
ROR（10band）制御ソフトウェア	ESP-122MJ(日本語) / ESP-122ME(英語)
SOR（28tone）制御ソフトウェア	ESP-123MJ(日本語) / ESP-123ME(英語)
ノッチ制御機能ソフトウェア（ランダム振動）	ESP-124MJ(日本語) / ESP-124ME(英語)
波形編集機能ソフトウェア	ESP-125MJ(日本語) / ESP-125ME(英語)
レゾナントドウェル（共振点追従）機能ソフトウェア	ESP-222MJ(日本語) / ESP-222ME(英語)
音飛び検査機能ソフトウェア	ESP-223MJ(日本語) / ESP-223ME(英語)
ノッチ制御機能ソフトウェア（サイン振動）	ESP-224MJ(日本語) / ESP-224ME(英語)
三角波出力制御ソフトウェア	ESP-225MJ(日本語) / ESP-225ME(英語)
SRS解析/波形作成機能ソフトウェア	ESP-322MJ(日本語) / ESP-322ME(英語)
サインビート波形作成機能ソフトウェア	ESP-323MJ(日本語) / ESP-323ME(英語)
複合試験コントロールプログラムソフトウェア（温度、湿度、振動）	ESP-621MJ(日本語) / ESP-621ME(英語)
LANリモートモニター機能ソフトウェア	ESP-821MJ(日本語) / ESP-821ME(英語)
Eメール配信機能ソフトウェア（要ESP-821MJ(日本語) / ESP-821ME(英語)）	ESP-822MJ(日本語) / ESP-822ME(英語)
Watch Dog Timer機能ソフトウェア	ESP-823MJ(日本語) / ESP-823ME(英語)

※ オプションソフトウェアの詳細はお問い合わせください。

本体型式	言語	入力数
DCS-98104MJ(G)-W10	日本語	4ch
DCS-98104ME(G)-W10	英語	4ch
DCS-98104MJ(GS)-W10	日本語	4ch
DCS-98104ME(GS)-W10	英語	4ch
DCS-98108MJ(G)-W10	日本語	8ch
DCS-98108ME(G)-W10	英語	8ch
DCS-98112MJ(G)-W10	日本語	12ch
DCS-98112ME(G)-W10	英語	12ch
DCS-98116MJ(G)-W10	日本語	16ch
DCS-98116ME(G)-W10	英語	16ch

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe Reader」が必要です。
「Adobe Reader」はアドビシステムズ株式会社のサイトより、無償で配布されています。

生産終了

このデジタルサインコントローラ208－Aは、正弦波振動試験を行うためのデジタル振動制御装置です。制御方式に可変分解能同期積分型A－D変換方式を採用し、わずか１周期で測定を完了（分解能1／50のとき）させ、振動コントローラとして要求される高速な制御を行っています。表示部を簡素化し、低コストを実現しています他の計測機器やコンピュータ類との通信に必要なGP－IBインターフェースを標準装備。振動試験のコントローラとして幅広くご利用いただけます。

チャージアンプ「505」「509」シリーズ

生産終了

505-CBP

505-CBユニット

加速度、速度、変位を測定するチャージアンプ方式の振動計です。
多チャンネルユニットでは最大6chの測定に対応しています。

509-CBP
509-CBユニット

加速度を測定するチャージアンプ方式の振動計です。
多チャンネルユニットでは最大6chの測定に対応しています。

特徴

● 静電容量の影響がないので、ピックアップケーブルの長さは任意に変える事が出来ます。
● ピックアップ感度との校正は、バーニアダイアルで簡単に行えます。
● ハイパス・ローパスフィルタをそれぞれ4段内蔵しているので、解析が容易に行えます。
● 出力は波形出力、レベル出力の2系統を取り出せ、あらゆる記録計に対応します。(505-CBP、505-CBユニット)
● 内部校正信号により、記録計とのレベル調整が簡単に行えます。
● 電源はAC(100V)、DC(12V)の両用とAC(100V)の2種類を用意。

圧電式加速度ピックアップ700シリーズ

エミックの加速度ピックアップは、超小型・軽量の高精度振動計測から、特殊な3方向同時振動計測、地震、建築構造の振動計測･解析まで、様々な振動計測に対応する為、豊富な加速度ピックアップを用意しています。

チャージアンプ6001-AHD、6002-A

● 圧電式とプリアンプ内蔵型加速度ピックアップに対応
● 充実フィルタL.P.F 6段、H.P.F 6段、JIS B 0907準拠
● スリムボディ36mm幅連結により、多チャンネル測定に対応
● オプションのAC電源ユニット・USB通信により、PCで測定データの読み込みが可能

振動制御装置MX

機能
■ 動電式振動試験装置に最適な振動制御装置
■ ランダム振動、サイン振動及びショック加振の制御が可能
■ 振動解析及び記録を目的にした制御･応答パワースペクトル、制御･応答加速度、伝達率、位相のグラフ表示機能の他、テキスト（CSV 形式）やMicrosoft® Excel® 形式のデータ保存（別途Excel® が必要）が可能
■ 供試体の保護を目的にした運転警告及び運転中止機能、保護安全機能
■ アンプ内蔵型加速度ピックアップ対応
■ 試験ファイルフォルダのユーザー指定が可能
■ グラフ及び数値表示のウインドウを自由に作成可能なマルチウインドウ機能搭載
■ 異常停止時の情報ファイル自動保存機能搭載（最大100 個）

ハードウェア
■ マルチコア DSP + Arm® SoC の統合型DSP を搭載したネットワーク対応型1 軸加振制御装置
■ 1 ユニット4ch 入力△Σ24bit 最大入力電圧±10V の振動制御に最適なA/D コンバータを搭載

・１ユニットに4ch の入力を持ち、電圧とアンプ内蔵センサーに対応
・アンプ内蔵センサー入力はTEDS に対応
・ホストPC とはGigabit Ethernet により最大4 台と接続
・ユニット接続台数により入力を4 ～ 16ch 構成

ソフトウェア
■ 操作と機能はDCS-98000MJ を継承
■ 試験条件設定を1 画面に集約しわかりやすい表示
■ グラフ及び計測数値をマルチウインドウで表示

※ 振動制御装置のソフトウェアを海外へ輸出する際は、経済産業省の輸出許可が必要です。詳細はお問い合わせください。

VibrationVIEW バイブレーションビュー

振動試験ソリューションのための次世代コントローラ

●　ソフトウェアの機能
PCとWindowsとの統合
VRコントローラとPC・Windowsとはシームレスに融合します。Microsoft® Word と Excel がインストールしておくとレポートやプロファイルのインポートなどが簡単にできます。

●　他のソフトウェアとの簡単な統合
エクセル、LabVIEW, Matlabや他のアプリケーション・ソフトウェアとActiv Xを利用して統合することができます。

●　VRコントローラとPCをイーサネット接続
イーサネット接続がＵＳＢやPCIベースのシステムに比べて大きな利点があります。
・電気的な絶縁がグランド・ループによるノイズを軽減します。
・ケーブル長は100メートルまで伸ばすことが可能です。

●　ドラッグとドロップ
ユーザーはデータと画像イメージを簡単にワード・エクセルに貼り付けられます。

●　レポート作成機能
全てのコントロール・ソフトウェアはしっかりとした作りのレポート作成機能があり、プレゼンテーションでも使用可能なレベルのレポートをテスト終了時に自動的に作成することができます。レポートはカスタマイズ可能で会社の名前・ロゴを追記することができます。インストールされているテンプレートでは、試験車の名前、会社名、時間、日付、試験パラメータなどを入力することが可能です。
レポートのテンプレートはhtml,textformat,document,とエクセルで使用可能です。