■ 励磁コイル・励磁電源の無い、究極の省エネ振動発生機
■ 加振力10kNを超える振動試験装置として業界初の永久磁石型を採用
励磁コイル・励磁電源を廃止し、従来の中型振動試験装置において「究極の省エネ」を実現しました。
また、冷却ブロワを約70%小型化すると共に、振動発生機の温度に応じて回転数を制御する事で大幅な省電力と静音性を実現しています。
[省エネ効果]
電気料金削減費
約1,520,000円/年(装置出力25%時)
約1,600,000円/年(装置出力10%時)
CO2削減量
約42,200kg/年(装置出力25%時)
約79,716kg/年(装置出力10%時)
※当社比(同等振動発生機916シリーズを使用。稼働時間70%として。)
※CO2排出量は、0.555kg-CO2/kWhとしています。
(地球温暖化対策の推進に関する法律施行令、第三条に基づく)
※ 振動制御装置は、コンソールラック・マウント方式です。(オプション)
型式 | FP-01K/30 | FP-02K/25 | FP-02K/30A |
---|---|---|---|
加振力 サイン | 1.2 kN0-p | 2.0 kN0-p | 2.0 kN0-p |
加振力 ランダム | 0.48 kNrms | 1.4 kNrms | 1.4 kNrms |
加振力 ショック | 1.5 kN0-p | 3.0 kN0-p | 3.0 kN0-p |
振動数範囲 | ~2500 Hz | ~3000 Hz | ~2500 Hz |
最大加速度 | 500 m/s2 | 800 m/s2 | 444 m/s2 |
最大速度 | 1.6 m/s | 1.5 m/s | 1.5 m/s |
最大変位 | 30 mmp-p | 25 mmp-p | 30 mmp-p |
最大搭載質量 | 150 kg | 40 kg | 100 kg |
所要電力 | 1.4 kVA | 6.2 kVA | 6.2 kVA |
可動部質量 | 2.4 kg | 2.5 kg | 4.5 kg |
許容偏心 モーメント | 3 N・m | 5 N・m | 4 N・m |
冷却方式 | 空冷 | 空冷 | 空冷 |
振動発生機型式 | P01-AB/AS | Σ9515-AB/SD | Σ9515-AB/AS |
電力増幅器型式 | 375-D/P012 | 369A-0101A-Σ15 | 369A-0101A-Σ15 |
コンソールラック型式 | - | CRD-1500-Σ15 | CRD-1500-Σ15 |
可動部取り付け寸法 | ⌀120 mm | ⌀120 mm | ⌀120 mm |
振動発生機寸法 | 384W×391.5H×360D mm | 442W×360H×340D mm | 442W×360H×340D mm |
電力増幅器・コンソールラック寸法 | 480W×189H×450D mm | 554W×1462H×1010D mm | 554W×1462H×1010D mm |
ブロワ寸法 | 365.5W×700H×434D mm | 474.5W×1040H×495D mm | 474.5W×1040H×495D mm |
振動発生機質量 | 75 kg | 160 kg | 165 kg |
電力増幅器・コンソールラック質量 | 35 kg | 290 kg | 290 kg |
ブロワ質量 | 16 kg | 31 kg | 31 kg |
型式 | FP-10K/51 | FP-10K/76 | FP-20K/51 |
---|---|---|---|
加振力 サイン | 10 kN0-p | 10 kN0-p | 20 kN0-p |
加振力 ランダム | 10 kNrms | 10 kNrms | 20 kNrms |
加振力 ショック | 22.0 kN0-p2 (注1) | 20.0 kN0-p | 36.0 kN0-p |
振動数範囲 | ~3000 Hz | ~2500 Hz | ~2500 Hz |
最大加速度 | 1000 m/s2 | 606 m/s2 | 833 m/s2 |
最大速度 | 2.0 m/s | 2.0 m/s | 2.0 m/s |
最大変位 | 51 mmp-p | 76.2 mmp-p | 51 mmp-p |
最大搭載質量 | 350 kg | 300 kg | 350 kg |
所要電力 | 11.5 kVA | 16 kVA | 27 kVA |
可動部質量 | 10 kg | 16 kg | 24 kg |
許容偏心 モーメント | 500 N・m | 500 N・m | 500 N・m |
冷却方式 | 空冷 | 空冷 | 空冷 |
振動発生機型式 | P10-AW/LA | P10-AW/SLS | P20-A |
電力増幅器型式 | 369A-0202A-P10 | 369A-0202A-P10SLS | 369A-0606A-P20 |
コンソールラック型式 | CRD-1500-P10 | CRD-1500-P10 | CRD-2000-P20 |
可動部取り付け寸法 | ⌀230 mm | ⌀230 mm | ⌀330 mm |
振動発生機寸法 | 702W×763H×572D mm | 702W×948H×625D mm | 982W×1000H×750D mm |
電力増幅器・コンソールラック寸法 | 554W×1462H×1010D mm | 554W×1462H×1010D mm | 554W×2000H×1010D mm |
ブロワ寸法 | 411W×810H×525D mm | 411W×810H×525D mm | 707W×1681H×946D mm |
振動発生機質量 | 690 kg | 760 kg | 1650 kg |
電力増幅器・コンソールラック質量 | 300 kg | 300 kg | 600 kg |
ブロワ質量 | 60 kg | 60 kg | 245 kg |
※ 電源仕様は、1φ AC100V 50/60Hz、または3φAC200V 50/60Hzです。 ※ 下限振動数は、使用する振動計測器に依存します。 ※ 振動試験装置を海外へ輸出する際は、加振力等の仕様により経済産業省の輸出許可が必要になる場合があります。詳細はお問い合わせください。(注1) ショック加振力の増力はパワーモジュールの追加で対応可能です。
製造販売実績40年を超える振動試験装置のスタンダード、Fシリーズです。
大小の加振力1.3kN~60kN、ワイドレンジな振動数の振動を発生することができ、高い耐久性を備え様々な振動試験を確実に実行できます。
※ 振動制御装置は、コンソールラック・マウント方式です。(オプション)
特に振動数20~80Hz付近の振動条件で、より大きな加速度が必要な場合、高い速度を発生する振動試験装置が必要になります。
FHシリーズは、この試験条件下で振動試験を行うための高速度仕様振動試験装置です。
※ 振動制御装置は、コンソールラック・マウント方式です。(オプション)
最大変位を100mmp-pに拡大した振動試験装置です。
特に振動数10Hz以下の振動条件で大きな変位の振動条件に対応します。
※振動制御装置は、コンソールラック・マウント方式です。(オプション)
大きな供試品で大きな加振力を必要とする振動試験に最適な、大型の振動試験装置です。
水冷式の冷却方法のため空冷式に比べ冷却効率が高く、シリーズ中で最も大きな加振力が得られます。
大型の電子機器、自動車部品、航空部品、航空電子装置、人工衛星、航空宇宙システム、防衛システムの振動試験に対応しています。
本シリーズは、MIL、NDS、ASTM、IEC、ISO、BS、JISの試験をはじめとする軍用規格や国際規格を満足する様に設計されています。
衝撃試験条件「衝撃パルス作用時間11ms、加速度980m/s2(100G)」の試験に対応した振動試験装置です。
この輸送包装試験装置1台で、ASTM D4169-16やISTA 3Aトラック輸送の低振動数域1Hz試験条件など、多くの輸送試験規格への対応が可能です。
低振動数域1Hzから最大300Hzまで、広帯域の振動数をカバーできます。
● 振動数1Hzからの低周波ランダム輸送試験に対応
● 中型、大型の大変位装置に比べ、装置導入費用が大幅に低減
● 永久磁石を使った省電力型
● 設置場所を選ばないコンパクト設計
型式:FT-02K/100
最大加振力:2000 N
振動数範囲:1~300 Hz
加振台テーブルサイズ:500 × 500 mm
搭載質量:60 ㎏以下
質量:262 kg
電源:3⌀ AC200V 50/60Hz
「製品を安全に運ぶ」に特化した輸送梱包振動試験装置です。
積層荷物、大型荷物を搭載するため、偏荷重モーメント強化や最大搭載質量を増量する機構を装備できます。また梱包荷物を固定バンドで簡単に固定できるように、ハニカム構造の治具や、外周フック付水平テーブルを用意しています。
またオイルレスの水平加振台のため、メンテナンスの負担が低減されています。
自動車のEV化により車内の静音性がより求められています。また、供試品も大型化してラトルノイズ用試験装置の加振力が大きいものが要求されるようになっています。
エミックでは以前より300Nクラスのラトルノイズ用試験装置の販売をしてまいりましたが、大型化の御要望にお応えするためにラトルノイズ試験用の新しい振動試験装置P10-BSR/9515-BSRを開発致しました。
エミックが長年磨き上げてきたネオジウム磁石を使用した磁気回路を使い、励磁コイルレスにより発熱量を抑えて冷却を最低限にした装置により静音化を図っています。
▲10m/s2で200Hz加振をした時の、1/3オクターブ解析グラフ
◆はNR25のポイント
進化系省エネドライブシステム
ECO Vibe Advance 搭載により消費電力が大幅に削減!
ECO Vibe Advance の省エネ性能
● ECO-Vibe Neoと比べ、ノーマルモードで最大約36%の電力を削減
(加振力20%出力時)
● 最大加速度性能の向上
(可動部軽量化約10~15%、コイル巻き方改善)
● 安定性
(励磁モード選択機能による安定磁界の獲得)
● 静音性能向上
(冷却ブロワの運転最適化による静音性向上)
耐久性向上
可動コイル電力供給に破断しにくい新型フィーダー
可動部支持機構に耐久性が向上したリニアガイド
耐久性、耐熱性に優れる新設計ゴムカバー
装置内温度をモニタリングし、ブロワ回転数を抑制制御
ブロワ消費電力と騒音を大幅に削減