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お客様の声

医療法人社団輔正会 岡村記念クリニック

総務・システム管理部部長
栗原 浩二 様

医療健診センター主任
横手 健 様

新設の発熱外来で、
新型コロナウイルス受診者を分ける簡易検査ブースが貢献

岡村記念クリニックは、エミックの温(湿)度試験槽の製造工場のあるさいたま事業所の所在地である埼玉県日高市に2000年に設立された医療機関です。地域住民の方々にきめ細かい医療対応をするとともに、高度医療提供のために充実した検査機器・設備を導入され、24時間体制の救急医療にも対応されています。疾病医療対応の他、健診センターでは各種健康診断、人間ドッグなどの医療の提供を行っており、エミックさいたま事業所では、毎年インフルエンザ予防接種を受けさせていただいております。
岡村記念クリニックでは新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、2020年10月にクリニックの敷地内に他の外来患者さんと動線を分けた発熱外来を設置され、新型コロナウイルスに対応した診療を行っておりますが、そこにエミックが製作した簡易検査ブースを設置し、発熱外来受診者の方の一時待機スペースとしてご利用いただいております。この簡易検査ブースはアルミフレームと透明ビニールシートで組み立てられ、普段はコンパクトに収納でき、必要な際にフレキシブルに隔離空間を構築できるとともに、エアコンを装備し半屋外空間でもご使用いただけるブースです。
今回、この発熱外来の設備導入の担当者である総務・システム管理部の栗原部長様、当社エミックと企業健診業務で交流があり、今回の簡易検査ブース試作品の設置の橋渡しとなった健診センターの横手主任様にご利用状況等を伺いました。

導入設備

簡易検査ブース参考仕様

  1. アルミフレームと透明ビニールシートで構成され、簡単な組立で隔離空間を用意できる
  2. 冷暖房エアコンを搭載しており、半屋外空間でも快適
  3. 折りたたんでコンパクトに収納でき、ブースの移動、設営、撤収が容易
    外観寸法1500W×2000H×2500Dmm、収納寸法940W×1610H×605Dmm体積比わずか12%
簡易検査ブース
収納時

検査外来者の防寒待機場所や
検体採取場所としてもフレキシブルに設営

発熱外来を設営された経緯について教えていただけますでしょうか?

新型コロナウイルス感染者の発生以来、院内の一角を隔離し新型コロナウイルスに対応した診療を行っておりましたが、対象患者が拡大することが予想されたことから、駐車場として使用されていたスペースに他の患者さんと完全に動線を分けることを目的とし、一般患者と完全隔離を行い、受付から検査、診察、CTでの肺内部の画像診断まで完全独立で運用できるようになることから発熱外来を設営いたしました。

簡易検査ブースのご導入以来、ご利用状況はいかがでしょうか?

発熱外来は病院棟の半屋外の駐車スペースにプレハブ作りで設営されましたが、検査外来者の増減でフレキシブルな対応を要することがあり、検査開始前や各検査間の防寒待機場所として有効利用しています。

特に有効な点や今後の展望についてお聞かせいただけますでしょうか?

小さな空きスペースに簡易的に設置でき、中の空調もできることから、今は冬で半屋外の気温の低い場所ですが、検査される方に安心して待機いただけます。中にはインターフォンも設置し呼び出しを行うこともできます。
先々、状況によっては検体採取場所としての利用も考えられ、また、感染状況が落ち着いた際は収納し倉庫保管も容易に行えるかと思います。

部長栗原様、主任横手様には検査対応でお忙しい中、お話しを伺うことができありがとうございました。

今回設置いただいたブースは岡村記念クリニック様から発熱外来のご計画を伺い試作品として製作させていただいたものですが、現在、エミックでは待合スペースとしてだけでなく、検体採取のためのスペースともなるブースを近日中に販売予定しております。刻々と状況の変わる様々な医療現場のニーズに応えるため、要望に合わせたオプション対応も準備を進めております。
この簡易検査ブースをご利用いただくことにより、新型コロナウイルスの検査を安全かつスムースに実施できるようになり、感染の終息に向かうようお役に立てればと考えております。

お客様プロフィール

医療法人社団輔正会 岡村記念クリニック

〒350-1245
埼玉県日高市栗坪230-1

クリニック概要
埼玉県の西部、外秩父に隣接する日高市にあり、地域の急性期医療を担う医療機関。外科、内科、歯科、健診センターほか多くの診療科目を持つ。「患者が受ける医療は、アメニティーによって高められる」をモットーに設立。充実した検査機器、設備とともに的確な診断、こころのこもった看護、高い技術に加えて、快適な医療環境を持って高度の医療を提供。同時に大学病院、近隣医療施設との連携、外来診療科の充実等により、24時間体制の救急医療に対応。急性期医療の一翼を担う。

ウェブサイト
http://okamura-clinic.jp/

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