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固定できない大型試験体への対応 ― 振動試験を成立させるための現場対応

概要

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概要

大型試験体の振動評価では、「装置に載せられるか」以上に重要となるのが、試験体の固定方法です。固定が適切でない場合、試験そのものが成立しない、または正しい評価が得られない可能性があります。エミックでは、試験体の条件に応じて固定方法を検討し、振動試験を成立させるための対応を行っています。

よくある課題

大型製品では、以下のようなケースが多く見られます。

  • 固定用のボルト穴や治具が用意されていない
  • キャスター付きで安定した固定が難しい
  • 製品構造上、どこを固定してよいか判断が難しい
  • 一部だけ固定すると、実際の使用状態と乖離してしまう

このような場合、単に装置に載せるだけでは、適切な振動評価を行うことができません。

エミックの対応

エミックでは、試験体の形状や使用条件を踏まえ、固定方法そのものを含めた試験設計を行っています。

例えば、

  • 製品全体で固定するか、部分的に固定するかの判断
  • 実使用状態に近づけるための固定位置の検討
  • 必要に応じた治具や補助的な固定方法の工夫

など、試験条件の一部として固定方法を設計します。

単に設備で対応するのではなく、
「どのように固定するか」から試験を成立させることを重視しています。

写真は、最大加振力300kNの大型振動試験装置が設置されている神戸受託試験センターです。こうした設備環境のもと、試験体の条件に応じた固定方法の検討・調整を行っています。

現場での対応

実際の現場では、製品ごとに条件が大きく異なります。

  • 固定箇所が限られる中でバランスを見ながら調整する
  • 試験に影響しない範囲で補助的な固定を加える
  • 実際の使用状況を踏まえて評価として成立する形を見極める

といった対応が求められます。これらは設備だけで対応できるものではなく、現場での判断や経験に基づく対応が重要になります。

固定は試験の前提条件

振動試験において、固定方法は単なる準備ではなく、試験結果そのものに影響する重要な要素です。エミックでは、「どのように固定するか」から含めて、試験として成立させることを重視しています。

まずはご相談ください

「固定方法が分からない」「この状態で試験できるのか不安」といった段階でも構いません。試験体の条件に応じて最適な方法をご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。